「爬虫類を通販で買おうとしたら、突然禁止に!?」そんな驚きの声が広がっています。実は2020年から動物愛護法の改正により、爬虫類の通販に新たな規制がかかりました。でも、すべての通販が禁止されたわけではありません。この記事では、法律で規制された理由や背景、そして今でも合法的に爬虫類を購入できる方法を分かりやすく解説します。これから爬虫類をお迎えしたい方、すでに飼育している方も必見の内容です!
【結論】爬虫類の生体は通販禁止|用品・餌はOK

爬虫類を飼いたいと思ってネットで検索しても、生体そのものは通販で購入できません。
2013年9月1日より動物愛護管理法の改正により、爬虫類の生体販売には対面説明と現物確認が義務付けられました。
一方で、飼育用品や餌、冷凍マウスなどは通販で問題なく購入できます。
この規制は生体の健康と飼育者の責任ある飼育を守るために設けられたもので、違反すると罰則の対象となります。
生体の通販は法律で禁止されている
爬虫類の生体をインターネットや電話注文だけで販売することは、動物の愛護及び管理に関する法律第21条の4により明確に禁止されています。
具体的には、販売業者は購入者に対して対面で飼育方法や特性を説明し、購入者が現物を直接確認することが義務となっています。
この規制対象には爬虫類だけでなく、哺乳類や鳥類も含まれます。
ただし、生体の発送自体が禁止されているわけではありません。
対面での説明と現物確認を済ませた後であれば、遠方の購入者への発送は合法です。
飼育用品・餌・冷凍マウスは通販で購入可能
生体は通販できませんが、飼育に必要な用品や餌は問題なくオンラインで購入できます。
通販で購入できるものには以下が含まれます:
- 飼育ケージ(テラリウム、爬虫類専用ケースなど)
- 保温器具(パネルヒーター、保温球、暖突など)
- 照明器具(紫外線ライト、バスキングライトなど)
- 温湿度計、サーモスタット
- 床材(ヤシガラ、ペーパー類、砂など)
- 餌(コオロギ、デュビア、冷凍マウス、人工飼料など)
- サプリメント(カルシウムパウダー、ビタミン剤など)
- 水入れ、シェルターなどのアクセサリー
特に冷凍マウスや昆虫などの餌は、専門店の通販サイトで定期購入できるため、飼育開始後の餌の確保には困りません。
大手通販サイトでも爬虫類用品は豊富に揃っており、店舗に行かなくても必要なものはほぼ全て揃えられます。
爬虫類の通販が禁止された理由|動物愛護管理法を解説

なぜ爬虫類の生体販売に対面義務が課せられたのか、その背景には深刻な社会問題がありました。
法改正の主な目的は、衝動買いによる飼育放棄を防ぎ、動物の福祉を守ることです。
通販では実物を見ずに購入できるため、飼育の大変さや費用を理解しないまま購入し、結果的に飼育放棄や遺棄につながるケースが多発していました。
2013年の法改正で対面販売が義務化された
2013年9月1日施行の動物愛護管理法改正により、爬虫類を含む特定動物の販売時に対面説明と現物確認が義務化されました。
この法改正は2012年に国会で可決され、準備期間を経て翌年9月から施行されています。
改正の中心となったのは動物の愛護及び管理に関する法律第21条の4で、ここに『販売に際しての情報提供の方法』として対面による説明義務が明記されました。
施行前には多くの爬虫類専門店が駆け込み需要に対応し、施行後は販売方法の大幅な見直しを迫られました。
参考:岡山市 動物の愛護及び管理に関する法律の一部改正について
規制の背景|衝動買いと飼育放棄問題
法改正の背景には、インターネット販売による衝動買いと、それに伴う飼育放棄・遺棄の深刻化がありました。
特に爬虫類は見た目の可愛さや珍しさから衝動的に購入されやすい一方で、以下のような飼育の難しさがあります:
- 温度・湿度管理が厳密に必要(電気代が月数千円かかることも)
- 生きた昆虫やマウスなどの給餌が必要な種も多い
- 成長すると予想以上に大きくなる種がいる
- 寿命が10年以上と長く、長期的な責任が求められる
- 病気の際に診察できる動物病院が限られる
通販では購入者がこうした情報を十分に理解しないまま購入できてしまうため、『思っていたより大変』『餌が気持ち悪い』などの理由で飼育を放棄するケースが後を絶ちませんでした。
対面販売の義務化により、販売者は購入者に飼育の実態を正確に伝え、購入者も実物を見て覚悟を決めてから購入できるようになりました。
対象は爬虫類だけではない|哺乳類・鳥類も同様
対面販売の義務化は爬虫類だけでなく、哺乳類、鳥類も同様に対象となっています。
具体的には以下の動物が規制対象です:
- 哺乳類:犬、猫、ウサギ、ハムスター、フェレット、チンチラなど全ての哺乳類
- 鳥類:インコ、オウム、フィンチ、カナリアなど全ての鳥類
- 爬虫類:トカゲ、ヘビ、カメ、イグアナなど全ての爬虫類
一方で、魚類、両生類(カエル、イモリなど)、昆虫類、クモ類は対象外となっており、これらは引き続き通販での購入が可能です。
ただし、両生類や昆虫も飼育放棄による生態系への影響が懸念されており、将来的に規制が拡大される可能性もあります。
参考:爬虫類の通信販売について
違反した場合の罰則|100万円以下の罰金
対面販売義務に違反して爬虫類を通販で販売した業者には、100万円以下の罰金が科せられます。
これは動物愛護管理法第46条に規定されており、無登録営業や虚偽登録と同等の重い罰則です。
さらに、動物取扱業の登録取り消しや業務停止命令の対象にもなり、事業継続が不可能になる可能性があります。
購入者側については、現行法では直接的な罰則はありませんが、違法業者から購入した場合には以下のリスクがあります:
- 病気や遺伝的問題を抱えた個体を掴まされる可能性
- 購入後のサポートが一切受けられない
- 違法取引に関与したとして社会的信用を失う
- 希少種の場合、種の保存法違反で摘発される可能性もある
参考:特定動物の無許可飼育で摘発された爬虫類ショップに第一種動物取扱業の登録取り消し処分
「爬虫類を通販で買えた」は違法?注意すべき手口と見分け方

法改正から10年以上が経過した現在でも、違法に爬虫類を通販で販売しようとする業者が存在します。
『通販で買えた』という情報を見かけても、それは違法販売の可能性が高いため注意が必要です。
ここでは違法業者の手口と、正規業者との見分け方を解説します。
現在も存在する違法販売の手口
違法業者は法の抜け穴を狙ったり、購入者の無知につけ込んだりして販売を続けています。
よくある違法販売の手口は以下の通りです:
- 『卵』として販売:生体ではなく卵として販売すれば規制対象外と主張するが、実質的には生体販売と同じ
- 『譲渡』と称した有償取引:『譲渡費用』『輸送費』などの名目で実質的に販売している
- SNSやメルカリでの個人取引を装う:事業者であるにも関わらず個人を装って取引
- 海外サイトを経由した販売:海外サーバーのサイトを使い、日本の法律の対象外と主張
- ヤフオクでの出品:オークション形式で出品し、落札後に直接発送
特にヤフオクやメルカリなどのフリマアプリでは、個人取引を装った違法販売が後を絶ちません。
違法業者から購入するリスク
違法業者から爬虫類を購入すると、購入者自身が大きなリスクを負うことになります。
違法購入の主なリスク:
- 健康状態の保証がない:寄生虫や感染症を持っている可能性が高く、購入後すぐに死亡することも
- 遺伝的問題:近親交配による奇形や先天的疾患のリスク
- 購入後のサポートがゼロ:飼育方法の相談や病気の際のアドバイスが受けられない
- 返品・交換不可:問題があっても連絡がつかなくなる
- 希少種の場合は刑事罰の可能性:種の保存法やワシントン条約違反で逮捕される事例も
- 詐欺被害:代金を振り込んでも商品が届かない、写真と全く違う個体が届くなど
特に初めて爬虫類を飼育する人にとって、専門家のサポートなしに飼育をスタートするのは非常に困難です。
『安いから』『手軽だから』という理由で違法業者から購入すると、結果的に高額な治療費や買い直しで損をすることになります。
正規業者かどうかを確認する方法
爬虫類を購入する際は、必ず第一種動物取扱業の登録を受けた正規業者から購入しましょう。
正規業者の見分け方:
- 動物取扱業登録番号の明示:ウェブサイトや店頭に『第一種動物取扱業者 登録番号:○○』と記載されている
- 実店舗の存在:住所と電話番号が明記され、実際に訪問可能な店舗がある
- 対面販売の案内:『購入には店舗へのご来店が必要です』『事前に対面説明を行います』などの記載
- 詳細な飼育情報の提供:種ごとの飼育方法、必要設備、餌、成体サイズなどが詳しく記載
- 購入後のサポート体制:飼育相談や健康診断の案内がある
登録番号は自治体のウェブサイトで検索できる場合もあるため、気になる業者があれば事前に調べることをお勧めします。
また、日本爬虫両棲類協会(JRPA)などの業界団体に加盟している業者は、一定の基準を満たしている証拠となります。
参考:爬虫類の通販は禁止?おすすめの信頼できるショップも紹介!
爬虫類を合法的に購入できる3つの方法

通販が禁止されている爬虫類ですが、合法的に購入する方法は複数あります。
主な購入ルートは、専門ショップ、即売会・イベント、ブリーダーからの直接購入の3つです。
それぞれにメリット・デメリットがあるため、自分の状況に合った方法を選びましょう。
方法①爬虫類専門ショップで購入する
最も一般的で初心者にもおすすめなのが、爬虫類専門ショップでの購入です。
全国の主要都市には爬虫類専門店があり、豊富な種類の中から選ぶことができます。
専門ショップのメリット:
- 健康管理が行き届いた個体が購入できる
- 専門スタッフから詳しい飼育方法を教えてもらえる
- 必要な飼育用品も同時に揃えられる
- 購入後も飼育相談やアフターサポートが受けられる
- 保証制度があることが多い(購入後一定期間内の死亡時の対応など)
- 複数の個体を見比べて選べる
購入の流れ:
- 事前にウェブサイトで在庫や価格を確認
- 店舗を訪問し、実際に個体を見る
- スタッフから対面での説明を受ける(飼育環境、餌、温度管理など)
- 個体の健康状態を確認し、購入を決定
- 飼育用品も併せて購入
- 持ち帰りまたは配送(対面説明後であれば配送も合法)
遠方の専門ショップで購入したい場合でも、一度店舗を訪問して対面説明を受ければ、その後の配送は合法です。
参考:爬虫類ショップ サウリア大阪守口店 通信販売・店頭販売
方法②爬虫類即売会・イベントで購入する
爬虫類即売会(レプタイルズフィーバーなど)は、多数のブリーダーやショップが集まる大型イベントです。
東京、大阪、名古屋、福岡などで定期的に開催されており、一度に数百種類の爬虫類を見ることができます。
即売会のメリット:
- 豊富な種類と個体数から選べる
- 珍しい種やモルフ(色彩変異)に出会える
- 複数のブリーダー・ショップの個体を比較できる
- 価格がショップより安いことが多い
- ブリーダーから直接飼育のコツを聞ける
- その場で購入・持ち帰りができる
注意点:
- 人気種はすぐに売り切れるため、早めの来場が必要
- 会場が混雑しており、じっくり選びにくいことも
- アフターサポートは出店者次第(連絡先を必ず確認)
- 衝動買いしやすい環境なので、事前に予算と欲しい種を決めておく
主な爬虫類イベントには、『ジャパンレプタイルズショー(JRS)』『BLACK OUT』『とんぶり市』などがあり、年に数回開催されています。
開催情報は各イベントの公式サイトやSNSで確認できます。
方法③ブリーダーから直接購入する
爬虫類のブリーダー(繁殖者)から直接購入する方法もあります。
ブリーダーは特定の種に特化して繁殖を行っており、専門知識と経験が豊富です。
ブリーダー購入のメリット:
- 繁殖個体(CB:Captive Bred)なので健康で人馴れしやすい
- 親個体の情報や遺伝的背景を知ることができる
- 専門的な飼育アドバイスが受けられる
- 購入後も継続的にサポートしてもらえることが多い
- 特定のモルフや血統を指定して購入できる
- 中間マージンがないため価格が抑えられることも
ブリーダーの探し方:
- 爬虫類専門誌やウェブサイトの広告
- SNS(Twitter、Instagram)で『○○(種名) ブリーダー』で検索
- 即売会で名刺をもらい、直接連絡
- 爬虫類コミュニティや飼育者の紹介
ブリーダーから購入する場合も、対面での説明と現物確認が必須です。
ブリーダー宅を訪問するか、イベント会場で対面してから購入しましょう。
【比較表】3つの購入方法のメリット・デメリット
自分に合った購入方法を選ぶために、3つの方法を比較してみましょう。
| 購入方法 | メリット | デメリット | おすすめの人 |
|---|---|---|---|
| 専門ショップ | ・アフターサポート充実 ・健康管理された個体 ・用品も同時購入可 ・初心者向けアドバイス |
・価格がやや高め ・在庫が限られる ・珍しい種は少ない |
初めて飼育する人 継続サポートが欲しい人 |
| 即売会・イベント | ・豊富な種類と個体数 ・珍しいモルフに出会える ・価格が比較的安い ・複数を比較できる |
・混雑していて選びにくい ・アフターサポートは限定的 ・衝動買いしやすい ・開催が不定期 |
珍しい種が欲しい人 複数を比較したい人 ある程度知識がある人 |
| ブリーダー直接 | ・繁殖個体で健康 ・専門知識が豊富 ・遺伝情報が明確 ・継続サポートあり ・価格が抑えられることも |
・探すのに手間がかかる ・訪問の手配が必要 ・在庫が少ない ・特定種に特化している |
特定の種やモルフを探している人 繁殖を視野に入れている人 専門的知識を得たい人 |
初心者には専門ショップ、経験者や珍しい種を探している人には即売会やブリーダー直接購入がおすすめです。
どの方法を選ぶにしても、信頼できる相手から購入し、購入後のサポート体制を確認することが大切です。
対面販売時に確認すべき5つのポイント

爬虫類を購入する際、対面販売の場で必ず確認すべきポイントがあります。
衝動的に購入せず、以下の5つを必ずチェックしてから決断しましょう。
これらを確認することで、購入後のトラブルや飼育放棄を防ぐことができます。
①生体の健康状態をチェックする
まず最も重要なのが、購入する個体の健康状態です。
病気や寄生虫を持った個体を購入すると、治療費がかかるだけでなく、そのまま死亡してしまうこともあります。
健康な個体の見分け方:
- 目:澄んでいて生き生きとしている(濁りや凹みがないか)
- 体型:痩せすぎず、骨が浮き出ていない(特に腰骨や肋骨)
- 皮膚:艶があり、傷や腫れ、ダニの付着がない
- 排泄物:ケージ内の糞が正常な形と色をしている(下痢や血便でないか)
- 動き:活発に動き、刺激に反応する(ぐったりしていないか)
- 口元:口を開けていない、よだれが出ていない(呼吸器感染症のサイン)
- 四肢:欠損や変形がない、正常に動く
わからないことがあれば、遠慮せず販売員に質問しましょう。
『いつ入荷したか』『餌食いは良いか』『最後に脱皮したのはいつか』なども重要な情報です。
②飼育設備と初期費用を確認する
爬虫類の飼育には生体価格以外に飼育設備の初期費用がかかります。
種によって必要な設備は異なるため、購入前に総額を把握しておきましょう。
基本的な飼育設備と目安費用:
- 飼育ケージ:5,000円〜30,000円(サイズと種類による)
- 保温器具:3,000円〜10,000円(パネルヒーター、保温球など)
- 照明:3,000円〜8,000円(紫外線ライト、バスキングライト)
- サーモスタット:3,000円〜8,000円(温度管理に必須)
- 温湿度計:1,000円〜3,000円
- 床材:500円〜2,000円
- シェルター・水入れ:1,000円〜3,000円
- 餌(初回分):1,000円〜3,000円
初期費用の合計は2万円〜6万円程度が一般的です。
さらに月々のランニングコストとして、電気代(月2,000円〜5,000円)、餌代(月1,000円〜3,000円)がかかります。
販売員に『この種を飼うのに最低限必要な設備と総額』を必ず確認しましょう。
③餌の種類と入手方法を聞く
爬虫類の飼育で最も重要なのが餌の確保です。
種によって必要な餌が異なり、入手困難な餌を必要とする種もいます。
爬虫類の主な餌の種類:
- 生き餌(昆虫):コオロギ、デュビア、ミルワームなど(トカゲ類、ヤモリ類)
- 冷凍マウス・ラット:ヘビ類、大型トカゲ類
- 野菜・果物:フトアゴヒゲトカゲ、グリーンイグアナなど草食性種
- 人工飼料:リクガメ用フード、フトアゴ用フードなど
確認すべきポイント:
- どのくらいの頻度で餌を与えるのか(毎日、週2回など)
- 1回あたりの餌の量と費用
- 餌はどこで入手できるか(ショップ、通販、自家繁殖など)
- 生き餌の場合、自分で扱えるか(虫が苦手な人は要注意)
- 冷凍庫に冷凍マウスを保管できるか
- 人工飼料に餌付いているか(餌付いている個体の方が飼育しやすい)
特に『生きた虫を扱えるか』『冷凍マウスを解凍して与えられるか』は、飼育継続の大きな分かれ目になります。
事前に自分の許容範囲を確認しておきましょう。
④成体サイズと寿命を把握する
購入時は小さくても、成長すると予想以上に大きくなる種がいます。
また、爬虫類は長寿な種が多く、10年以上の飼育を覚悟する必要があります。
成体サイズの例:
- レオパードゲッコー:20〜25cm(飼育しやすいサイズ)
- フトアゴヒゲトカゲ:40〜55cm(中型、90cmケージが必要)
- ボールパイソン:120〜150cm(大型ケージが必要)
- グリーンイグアナ:150〜200cm(専用の部屋が必要になることも)
平均寿命の例:
- レオパードゲッコー:10〜20年
- フトアゴヒゲトカゲ:8〜12年
- ボールパイソン:20〜30年
- リクガメ類:30〜50年以上
『成長したらどのくらいの大きさになるのか』『何年生きるのか』を必ず確認し、最後まで飼育できるか真剣に考えましょう。
引っ越しや進学、結婚などのライフイベントも考慮に入れる必要があります。
⑤購入後のサポート体制を確認する
初めて爬虫類を飼育する場合、購入後のサポート体制は非常に重要です。
飼育中に疑問や問題が生じたとき、相談できる相手がいるかどうかで飼育の成功率が大きく変わります。
確認すべきサポート内容:
- 飼育相談:電話やメール、LINEなどで相談できるか
- 健康チェック:購入後一定期間内の健康診断サービスがあるか
- 保証制度:購入後数日以内に死亡した場合の返金・交換対応
- 病院の紹介:爬虫類を診察できる動物病院を紹介してもらえるか
- 餌の継続購入:餌を継続的に購入できる体制があるか
特に専門ショップでは、購入後も定期的に来店して様子を見せることで、アドバイスをもらえることが多いです。
『困ったときに連絡できる相手がいる』という安心感は、初心者にとって非常に大きな支えとなります。
爬虫類の通販禁止に関するよくある質問

爬虫類の通販禁止に関して、よく寄せられる疑問にお答えします。
Q. 県外のショップから『発送します』と言われたら?
A: 対面説明と現物確認を一度でも行っていれば、その後の発送は合法です。遠方のショップから購入する場合、一度店舗を訪問して対面説明を受け、個体を確認した後であれば、その個体を後日発送してもらうことは法律上問題ありません。ただし、一度も対面せずに『発送します』と言われた場合は違法販売の可能性が高いため、購入を控えるべきです。正規業者であれば『まずご来店いただき、対面説明と現物確認をお願いします』と案内されるはずです。
Q. 個人間の譲渡(無償)も対面が必要?
A: 無償の譲渡であっても、反復継続的に行う場合や、事実上の販売とみなされる場合は動物取扱業の登録が必要となり、対面義務が発生します。完全に個人間の一度限りの無償譲渡であれば法的義務はありませんが、動物福祉の観点から対面での引き渡しと飼育方法の説明を行うことが推奨されます。また、SNSやフリマアプリで『譲渡』と称して有償取引を行う行為は違法です。『輸送費』『ケージ代』などの名目でも、実質的に販売とみなされれば違法となります。
Q. 海外から個人輸入はできる?
A: 爬虫類の個人輸入は可能ですが、非常に複雑な手続きと規制があります。ワシントン条約(CITES)による規制、種の保存法による規制、検疫手続き、輸入許可申請など、多くのハードルがあります。また、日本国内に輸入した後、自分で飼育する場合は対面販売義務の対象外ですが、他者に販売する場合は動物取扱業の登録と対面義務が発生します。初心者が個人輸入を行うのは現実的ではなく、専門業者に依頼するか、国内の正規ルートでの購入を強くお勧めします。特に希少種の場合、違法輸入とみなされると厳しい罰則があります。
Q. 近くに爬虫類ショップがない場合はどうする?
A: 近くにショップがない場合でも、以下の方法で合法的に購入できます。①最寄りの都市で開催される爬虫類即売会・イベントに参加する(年に数回、各地で開催)、②遠方のショップに問い合わせて訪問予約を取り、旅行を兼ねて購入しに行く(対面説明後に発送してもらえることも)、③地域の爬虫類飼育コミュニティやSNSでブリーダーを探し、直接訪問する。いずれの方法でも対面での説明と確認が必要ですが、一度対面すれば発送は可能です。近年はオンラインでの事前相談を受け付けているショップも増えており、訪問前に詳細を確認できます。
まとめ|ルールを守って爬虫類との生活を始めよう

爬虫類の生体通販は2013年の動物愛護管理法改正により禁止されていますが、これは衝動買いや飼育放棄を防ぎ、動物福祉を守るための重要なルールです。
記事の要点まとめ:
- 爬虫類の生体は通販禁止だが、飼育用品・餌は通販で購入可能
- 対面販売と現物確認が法律で義務付けられており、違反すると100万円以下の罰金
- 違法業者からの購入は健康リスク、サポート不在、刑事罰の可能性などリスクが大きい
- 合法的な購入方法は専門ショップ、即売会・イベント、ブリーダー直接の3つ
- 購入時は健康状態、飼育設備、餌、成体サイズ、サポート体制を必ず確認する
爬虫類は適切に飼育すれば10年以上の長い付き合いとなる素晴らしいペットです。
法律を守り、信頼できる業者から購入し、最後まで責任を持って飼育することで、爬虫類との充実した生活を楽しむことができます。
まずは近くの爬虫類専門ショップや次回の即売会をチェックして、実際に爬虫類たちに会いに行ってみましょう。
対面での出会いが、あなたと爬虫類との素敵な関係の第一歩となります。


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